近況報告

2009年12月4日

かなり久しぶりにブログを更新。
なぜずっと更新しなかったのか・・・
実は１１月の半ばに日商簿記１級があった。９月からのエギング新子お祭りシーズンに気持ちは釣りに行きたいのがやまやまであったが、ここはがまんがまんと家にこもって勉強をしていた。
簿記検定も終わったことだが、あと一息足りず、また来年の６月に向けて勉強しないといけない。

だが１０月に１度だけエギングに出かけた。では、その話。

朝起きてから、机に座る。昼過ぎまで勉強しておなかがすいたので昼食をとる。
釣りをするにはもってこいの天気であり、オテント様も朝から部屋にこもっていたムーを誘惑しているようである。１０月下旬というのに薄手のシャツだけでも平気なくらいの陽気である。
そうかわかったオテントさん、そこまで言うならちょっとだけね。ということですぐさまロッドとエギングセット（エギ2.0寸、2.5寸、3寸、3.5寸、ジグ、ソフトルアー等）を車に乗せて出発。時間は１時過ぎである。

美保関についた。時間は３時過ぎ。海を見てみると昨日の雨の影響であろう、水が入浴剤を入れたような濁った緑色をしている
サビキをしている人がたくさんいたのでグルッと見て回ったが、釣れていない。
これは、、、まずいぞ～。あれだけ誘っておいてどういうことだオテントさんよぅ～
と叫びたい気分であったが、せっかく来たのだからダメ元でやってみることにした。

１時間くらいしゃくっただろうか、ステイを長めに取った後、グッと手ごたえが。
まぁまぁの型のアオリが来た。
それからずっとロッドを振ったが、あたりがない。

遠き～やまに～日ぃ～はお～ちて～

５時になったようだ。場所を変えることにした。すると１０メートルほど横で同じ会社の次長がいた。
これからアジでアオリを狙うようだ。

近くのとある港へついた。堤防に立ったときなぜか直感で「あ、これは釣れる」と感じる。
キャスト、２回ほどしゃくる。集中しながらアタリをとる。ほら来た！！
なかなかの型である。
それからも立て続けに釣れた。

あたりが暗くなってきた。すると何やらトンデモナイ引きを感じる。
合わせを入れると、もぐりこむような引き。ナンダナンダ。
巻き上げようとしてもドラグが鳴ってなかなか寄せてこれない。もぐりこむような引きなのでおそらく根魚だろう。ドラグを絞り込み、強引に寄せる。
足元まで来て、姿が見えた！！お！！！アコウではないか！40cmは軽く超えている！
やったぁ～～～～と思ったその時、えら洗い、さいなら
そうだ、エギに掛っていたのだ。アコウが釣れて浮かれてしまって、ついフックのことを忘れてしまっていた。
カエシのないエギであるから、水面近くで暴れられるとばれてしまうのだ・・・。

イカが来なくなっていた時だったので、そうなったら、と思いバッグを見る。ルアーらしきものはジグとワーム。
ジグをつけてキャスト。
底をとった後、３回ほどしゃくる。着底。シャクル。着底。シャクル。
着底・・・着底・・・着底・・・しない。ん？
シャクル・・・ことはできる。
着底・・・しない・・・・
おかしいな、なんか引っかかっているか？
と思って巻き上げる


と、さっきと同じくらいの引き！

自分でも信じられなかった。１回バレた獲物が次の一投でまた釣れるなんてことがあるのか！！

近くまで寄せるとやっぱりアコウ。さっきの奴さんである。奴さんは最後の力を振り絞って底にもぐりこもうとする。底にある岩の間に隠れようものなら、外に引きずり出そうとするのは至難の技。意地比べとなる。
奴さんも４０ｃｍを超えるまで育ってきた。数々の困難を乗り越えてきたはずである。
そうはさせないため、ラインを一切ださずに寄せてくる。
奴さんはまた水面でバタバタする。だけど惨めな奴さん、お前さんは知らないだろうが今度はカエシが付いているのだよ。

ここまで来るとこっちのものである。４３cmのアコウである。
これは鍋にすると最高である。イカとアコウ鍋。家に帰るのが楽しみになってきた。

もう帰ろうかと思ったが、最後の１投。
もう一回さっきと同じアクションをする。
と、今度はシャクれない。底に引っかかったようである。
ロッドが折れたらいけないので、ロッドをまっすぐにして後ろに下がる。
なんとか外れたようである。巻き上げようとしたら、

引くではないか！

水面に上がってきて、巻いてくると星のようなもの。ヒトデではない。タコが釣れた！！

車まで行ってクーラーにいれようと思ったが、タコの腕がぐるんぐるんしていてどう掴んだらいいかわからない。
すると少し年上くらいのおにいさんとおねえさんがいた。
おにいさんがタコを締めてくれて、なんとか袋に収めた。
おにいさんが「めずらしいものを釣るな～」と驚いていたが、それ以上に本人はもっと驚いていた。


と、たまに釣りに行くと、変というか珍しいというか、おかしな釣りになる。
明日（12/5）は休みである。気が向いたら釣りに行こう。